マイホームをご予定の方に

総務省の統計によると、2018年10月現在、日本には6242万個の住宅があり、13.6%は空き家です。戦後叫ばれた工業化住宅は終焉を告げ、今後は個性のある長寿命住宅の時代へと移行するでしょう。
建てては壊す(スクラップ・アンド・ビルド)時代から生活のモードに合わなくなった住宅を売り、自分たちの生活様式に合致する住宅を購入する時代の到来です。別の表現では、住宅産業もマーケットインの時代に入ったのです。
 社会的には、長引いた低金利時代とロシアのウクライナ侵略で物価は高騰、為替レートは円安に進み、住宅は高騰しています。
今は、家の購入を急いではなりません。じっくり腰を落とし、住宅の勉強からスタートすることをお勧めします。ホウ酸塩処理住宅については、弊著、“シロアリはホウ酸でやっつけなさい”や浅葉健介著、“ながいき住宅のレシピ”をお勧めします。また、インターネット情報で家を建てた人の感想、特に成功、失敗の体験談に目を通されることをお勧めします。すでに持ち家を購入された友人から情報を集めるのも賢明と思います。
しかし、一番のおすすめは中古住宅を購入することです。法隆寺の例を挙げるまでもなく、木材さえしっかりしていれば、購入してから200年持たせることも可能です。
中古住宅は多くの場合、新しく認可をとる必要はありません。場所、間取りなど満足したらすぐにもリフォームに取り掛かれます。
購入する前、リフォームに値する物件か否かを、専門会社に調査してもらいましょう。過去に雨漏りはなかったか。外壁内の腐朽、蟻害はないかを赤外線カメラ、湿度測定、ファイバースコープ等を駆使して調査し、木材が劣化していなければ購入し、リフォーム工事に入ります。
リフォームは、耐久性付与のほか、必要に応じて、耐震性、断熱施工、床暖房などあらゆる要望にお応えします。
ご興味のある方は、DOTリノベーションにメールでお問い合わせください。

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